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【経済記者ノート】加熱式たばこ新製品を喫煙歴25年の記者が吸ってみた

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JTの加熱式たばこ新商品、「プルーム・テック・プラス」を試してみた。白く見えるのは水蒸気で、プルーム・テックよりも多く出る
JTの加熱式たばこ新商品、「プルーム・テック・プラス」を試してみた。白く見えるのは水蒸気で、プルーム・テックよりも多く出る

 加熱式たばこ市場が文字通り熱い。日本たばこ産業(JT)とフィリップ・モリス・ジャパン(PMジャパン、東京)が1月下旬に加熱式たばこの喫煙器具(デバイス)と専用たばこの新製品を相次いで全国発売するなど、新たな顧客獲得に向けて余念がない。ただ、一度は加熱式たばこに移行しても、「たばこらしさ」といった味わいの問題などで、紙巻きたばこへと戻ってしまう人も多いという。果たして、新型デバイスでの味わいはどうかを試してみた。

 ■JTは2種類をエントリー

 加熱式たばこ市場は現在、「アイコス」ブランドのPMジャパン、「グロー」のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT、東京)、「プルーム・テック」の日本たばこ産業(JT)の三つどもえだ。

 こうしたなか、たばこ葉を詰めた「たばこカプセル」をデバイスに装着し、低温で加熱する「プルーム・テック」で市場に挑んできたJTは、欠けていた「たばこらしさ」や「吸いごたえ」を強化した2デバイスを投入。プルーム・テックと合わせて加熱方式も加熱温度も異なる3種類から、好みに合うものを見つけてもらうとしている。

 新商品のひとつ目が「プルーム・テック・プラス(PTプラス)」。プルーム・テック同様、たばこ葉を封入したカプセルを低温で加熱する方式だ。デバイスが鉛筆のように細かったプルーム・テックの加熱温度は30度だが、PTプラスのデバイスの直径は4色ボールペンほどと太くなり、加熱温度も40度に上げた。

 PTプラス専用のたばこカプセル(メビウス4銘柄)はプルーム・テックと同じサイズを採用しているが、たばこ一箱(カプセル5個入り)に液体カートリッジ1本を同封、カプセルを最初に使うときにデバイスに装着。本体中央の電源ボタンを3回押してから使う。吸い続ければ電源が切れることはなく、一定時間放置すると自動で電源が切れる。

 2つ目の「プルーム・エス(S)」は手のひらに収まる握りやすい形状のデバイスだ。紙巻きたばこを切って短くしたような専用たばこをデバイスに挿して使う。加熱方式はたばこの周囲を200度で加熱する「高温加熱方式」を採用、BATの加熱式たばこブランド「グロー」と同じ仕組みだ。

 今回、低温加熱方式という独自路線を突っ走ってきたJTが高温加熱式のデバイスを新開発した理由のひとつが、低温加熱式のプルーム・テックと比べ、高温加熱方式の方が“たばこらしい味わい”との評価が高いからだ。

 1月17日の事業説明会で、JTの岩井睦雄たばこ事業本部長は低温・高温の両方で新製品を同時投入した理由を「温度で選べるラインアップをそろえることが、市場でのシェア奪取には必要だから」と話す。

 ■吸いごたえは大幅アップも

 記者は約四半世紀あまり「タール量1ミリグラムの紙巻きメンソールたばこ」を愛飲してきた。本数も多く、たばこの火を途切れさせたくないチェーンスモーカー。加熱式たばこも一時期使ったが、デバイスの機器トラブルの多さに嫌気がさして紙巻きに戻った。そんな喫煙歴で、新製品をどう感じるのか。まずは既販品のプルーム・テック、次いでPTプラスとプルームS、を試してみた。

 プルーム・テックの試飲は、たばこカプセルは昨年12月発売の「ピアニッシモ・レモンティー・ゴールド・アロマ・フォー・プルーム・テック」。カプセルをデバイスに装着して吸い込むと、ほんのりレモンティーの甘めの香りが口の中に広がり、その後、若干のたばこの味がする。レモンティーキャンディーを口の中に入れて軽めのたばこを吸うと、こんな感じだろうか。「たばこを吸っている!」という実感はやはり少ない。タール量1~3ミリグラムの紙巻きたばこ喫煙者が本来のターゲット層だから当然か。

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