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GPIF、年金運用14兆8039億円赤字 過去最大

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 厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が1日発表した平成30年10~12月期の運用実績は14兆8039億円の赤字となり、13年度の市場運用開始以来、四半期としては最大の赤字額となった。赤字は3四半期ぶり。米中貿易摩擦への懸念で投資家のリスク回避姿勢が強まり世界的な株安となったことや、円高が急速に進んだことが影響した。

 利回りはマイナス9・06%。30年12月末の運用資産は150兆6630億円で、9月末の165兆6104億円から縮小した。

 ただ、市場運用を始めて以降の利回りはプラス2・73%、累積収益額は56兆6745億円となった。厚生労働相は、運用利回りから名目賃金上昇率を差し引いた実質的な運用利回りを、長期的にプラス1・7%以上とすることを求めており、今回も年金財政上、必要な水準を上回った。

 運用資産別の収益は、国内株式が7兆6556億円の赤字、外国株式が6兆8582億円の赤字、外国債券が7182億円の赤字、短期資産が4億円の赤字。国内債券は4242億円の黒字だった。

 西村康稔官房副長官は1日の記者会見で、赤字が過去最大になったことについて「評価額の短期的な増減に過度にとらわれるべきでない。今回の運用結果が年金給付に影響を与えることはない」と述べた。

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