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【うめきたto the world】「知」が彩る都市、アジアにうねり

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中国杭州万科プロジェクトによる複合施設「ナレッジシティー」=中国・杭州市
中国杭州万科プロジェクトによる複合施設「ナレッジシティー」=中国・杭州市

 昨年12月5~8日の日程で、中国・杭州市を訪れた。浙江省の省都で、景勝地・西湖など風光明媚(めいび)な自然と文化財を抱える同市は、インターネット通販で知られる中国企業アリババが本社を置く。広大な敷地に複数のオフィス棟と最先端の機能を持つショッピングモールなどを併設した同社の本社は「キャンパス」と呼ばれ、関連企業も周辺に集まる。近年では、情報通信関連など先進企業の集積地域としても注目を集めている地域だ。

 今回の訪問は中国の大手不動産デベロッパー、杭州万科が手がける都市開発プロジェクトの複合施設「ナレッジシティー」から招きを受けたものだ。現地で開発状況を視察し、同社の社員向けにJR大阪駅北の知的創造・交流の場「ナレッジキャピタル(KC)」(大阪市北区)について講演したほか、ナレッジシティーとわれわれとの連携について会議を行った。

 ナレッジシティーは2016年に約22万平方メートルのオフィスが開業。今後順次、商業施設や美術館などの文化施設が開業し、知識と文化の中心となることを目指しているという。イノベーションや知識、文化の機能を都市の中心に置く傾向は近年、中国をはじめアジアで強まっている。社会や産業の変化に対応するためだが、大きな「うねり」のようなものを実感することが多い。

 協議の結果、今後、双方の参画者の交流や、国境を越えた産学連携など新しい都市のあり方について情報交換を続けていくことを決定。昨年12月27日には現地で合意書への調印式も行った。

 驚くべきは、先方のトップが来阪しKCを公式訪問したのは昨年7月、KCからの訪問が12月初旬、そして12月末には調印という迅速な経営判断である。マネジメント層でも30~40歳代と、プロジェクトに関係する人材が総じて若いことが理由の一つかもしれないが、このスピード感は見習うべきことだと思った。

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