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【CMウオッチャー】ヤマハ発の三輪バイク 「刺激と安定」の走り

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三輪バイクを実現するヤマハ発動機の技術「LMW」のテレビCM。俳優の斎藤工さんを起用している
三輪バイクを実現するヤマハ発動機の技術「LMW」のテレビCM。俳優の斎藤工さんを起用している

 3つ以上の車輪を持つ乗り物を傾きながら走らせるヤマハ発動機の技術「LMW(リーニングマルチホイール)」。同社はこの技術を使った前輪2、後輪1の三輪バイクを展開しており、「バイク=二輪車」という常識を打ち破る勢いだ。平成30年9月には、845ccという大排気量のエンジンを積んだスポーツタイプ「ナイケン」の販売を始めた。ヤマハ発は、幅広い層に人気がある俳優の斎藤工(たくみ)さん(37)を起用したLMWのテレビCMを放映している。

 CM「荒野で語る」編の設定では、斎藤さんはナイケンの“化身”として登場。右手の手のひらに炎のようなオレンジの光、左手に氷のような青白い光が現れ、それを合わせると並行に並ぶ2つの車輪の姿が浮かび上がる。「刺激と安定。この2つを合わせることで、人間の可能性を解放する」というナレーションが入る。バイクに乗ることで得られる刺激と、前輪が2つあって倒れにくく、安定した走りを実現したナイケンを表現している。

 そして場面が変わり、実際に走るナイケンが映し出される。ナレーションは「前2輪のグリップ力が走りをサポート」。ヤマハ発によると、前方の2輪が車体の傾きに合わせてそれぞれ独立して動く機構を採用している。左右のタイヤが路面の状況に応じて個々に動くため、段差を乗り越える際にも車両がふらつきにくいという。

 雄大な景色の中で、ナイケンと向き合う斎藤さん。テロップとナレーションは同時に「刺激も安定も手に入れろ」というメッセージを打ち出す。最後に斎藤さんのアップと「めざせ、ころばないバイク。LMWテクノロジー」というテロップが映りCMは終わる。

 ヤマハ発は、「落ち着いた大人の魅力を持つ斎藤さんと、路面状況が悪くても安定感のある走行をかなえるLMWテクノロジーの魅力をリンクさせた」と説明する。主なターゲットは、青春時代に親しんだバイクに再び乗り始める40~50代の「リターンライダー」だ。

 バイクの国内販売台数は原付きを中心に減少傾向が続き、ピーク時の約1割にとどまる。ただ、趣味で所有する傾向が強い大型バイクなどは底堅く推移している。CMには、LMWで顧客の選択肢を広げ、バイク市場を再活性化したいというヤマハ発の思いが詰め込まれている。

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