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日清と激突? セブンの冷凍カップチャーハンが起こした“革命”と“カップご飯戦争”

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 インパクトはないが飽きのこない味

 チャーハンは高温で炒めて、お米がパラっとした本格的な仕上がりを実現。ピラフは炒めたご飯をブイヨンで炊いている。いずれも、くせのないシンプルな商品で、強烈なインパクトはない。しかし、飽きのこない味なので、他の食品とも合わせやすくなっている。

 冷凍のチャーハンとピラフをカップに入れた理由は、手軽に食べられる使い方を拡大したり、即食ニーズを対応したりするためだ。

 イートイン、オフィス、外出先の車の中、近所の公園などで購入してすぐ食べることが想定されている。カップ入りなので、器に移し替える必要がない。さらに、さっと食べられて、空になったカップはゴミ箱に捨てればよい。カップラーメンと同様な簡便さで、気軽にチャーハンとピラフが楽しめる。

 「量が少ない」の声は想定内

 冷凍米飯は、これまで家庭で食べられることを想定していたため、450グラムや600グラムといった大容量の商品が主流だった。個食が中心のコンビニでは各社がPBで1食分の商品を売っていたが、メーカーが販売するナショナルブランド(NB)が持つ大容量の迫力にはかなわなかった。

 今回の冷凍カップチャーハンとピラフは、コンビニのPBが初めて“カップ入り”を打ち出し、NBに対抗できる冷凍米飯を開発したという点でも画期的だ。

 仙台地区でのテスト販売では、これまで夕方~夜しか売れなかった冷凍米飯が、カップに入れたことで朝から昼にかけても売れるようになった。ランチや間食需要を開拓したのだ。また、オフィス街ではほとんど売れなかった冷凍米飯であったが、即食できる点が支持され、新しい冷凍食品のニーズを開拓した。

 男性の購買者から「170グラムという分量は物足りない」という不満が出ているが、それは想定内だ。セブンの広報担当者に確認したところ、他の商品と一緒に組み合わて食べて、バラエティ豊かな食事を楽しんでもらうために、わざと少なめに設計されているという。

 セブンに行くと、300円程度のレバニラ炒めや麻婆豆腐といったようなチルドの中華総菜が売られている。チャーハンならばそれらと組み合わせられる。もっとリーズナブルにがっつりと食べたいならば、カップラーメンとセットで買うのもいいだろう。ピラフならば、サラダやスープと組み合わせてもいい。

 いずれにしても、チルドやフリーズドライといったコンビニで売っている食品と組み合わせれば、ワンコインを少し超える程度の値段に抑えられるだけでなく、充実した食事ができるのだ。

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