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ソフトバンク上場 孫氏、投資に集中へ 通信事業には懸念も

決算説明会に臨むソフトバンクグループ株式会社の孫正義代表取締役会長兼社長=5日午後、東京都中央区(納冨康撮影)
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 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が、国内通信子会社のソフトバンク(SB)を上場させて経営の独立性を高めるのは、上場による資金を活用して「本来の姿」と強調する投資会社としてSBGの運営を推進するためだ。ただ、SBの事業環境には、政府からの携帯電話料金値下げ要請や楽天の参入による競争激化など不安要素も多い。平成29年度末に約17兆円の有利子負債を抱える中、投資事業への集中で成果を上げられるか注目が集まる。(大坪玲央)

 「この10年は頭も時間も97%は通信事業の運営に費やしてきたが、97%を投資に使えばSBGの本来の姿に戻れるし、大きく成長を加速できる」。6月の株主総会で孫氏はSBを上場させ、SBGを純粋な投資会社として運営していく決意をこう説明した。

 孫氏はここ数年、世界各国の人工知能(AI)関連企業向けを中心に投資を積極化。さまざまな企業でグループを構成する「群戦略」で、300年続く企業体を目指している。大きな資金源がサウジアラビアの政府系ファンドと組成する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で、英半導体設計大手のアーム・ホールディングスなどへの投資もこのファンドを通して行ってきた。孫氏はSB上場による最大約2兆6千億円の大半をビジョン・ファンドへ投入するとみられる。

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