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30年度上期の経常黒字、10兆6473億円、黒字幅8・3%縮小

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 財務省が8日発表した平成30年度上期(4~9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は10兆6473億円の黒字だった。半期ベースでの黒字は9期連続だったが、黒字幅は前年同期比で8・3%減少した。減少は26年度上期以来、8期ぶり。原油価格の高騰で貿易黒字が減少したことやサービス収支の赤字幅の拡大が全体を押し下げた。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆1691億円の黒字だったが、前年同期に比べ57・0%減少。中国向けの半導体製造装置などの輸出が好調だったが、原油価格が4割以上値上がりした影響で輸入額が大きく膨れあがった。

 貨物輸送や旅行に伴うサービス収支は8338億円の赤字。このうち、訪日外国人が国内で使う金額から、日本人が海外で支払う金額を差し引いた旅行収支が23・1%増の1兆1374億円の黒字で、半期として過去最高となった。ただ、日本の大手海運会社が業務の一部を海外へ移した影響で海運の収益が減少したことなどで、サービス収支全体の赤字幅は前年同期(5530億円の赤字)から拡大した。

 海外投資から得られる利子や配当の動向を示す第1次所得収支の黒字額は、8・4%増の11兆2837億円で上期として過去2番目の高水準となった。日本企業の海外子会社からの配当金や債券利子の受け取りが増えた。

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