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創業50年、焼肉で笑顔に(3)通訳として活躍 マイケル・ダグラス氏との思い出も 大同門社長 フォーリー淳子さん

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 フォーリー 府知事通訳もやりがいはありましたが、表敬訪問は儀礼的な会話に終始し、それほど高度なスキルは求められません。自分なりに満足のいく仕事も楽しいことも十分経験できた。高度な技術を求められる同時通訳に挑戦しようと思いました

 --個人の通訳として独立。初めての起業に不安はありませんでしたか

 フォーリー いえ、本当に勢いだけです。その時は本当に極めたい道だと思ったので迷いはありませんでした。民間会社の国際会議を中心に同時通訳の仕事は増えていきました。

 --失敗やつらい経験はありましたか

 フォーリー 日本の有名精密機械メーカーで、世界中のグループ会社の幹部が出席する経営会議に参加したときのことです。同時通訳としては、駆け出しの自分が抜擢(ばってき)されましたが、いざ会議が始まると頭の中が真っ白になり言葉が出ない。専門用語が飛び交い、ビジネス上で交わす会話のやりとりは、日常会話とは違うこともあって全くついていけなかった。パートナーを組んでいた先輩が、さっとフォローしてくれましたが、苦い思い出です。

 --その後の起業家、経営者人生から振り返ると大きな経験だったのでは

 フォーリー 後になってみると、同時通訳をしていたころの経験は、物事の考え方や価値観を改めて考えさせられるきっかけになりました。例えば単に英語力を高めるだけでなく、日本語をきっちりできないと通訳は務まらない。また、さまざまな企業の通訳を担当し「世の中には本当にいろんなビジネスがあるんだな」と世の中を違った角度で見るようにもなりました。

     

 ■フォーリー・じゅんこ 昭和36年11月生まれ、京都市出身。神戸女学院大学卒業。大阪府庁で知事付け通訳などを務め、その後、IT関連会社などを起業。平成22年、父親の西村義博さんが創業した「大同門」社長に就任した。

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