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奈良の宿泊客280万人 ホテル開業+インバウンド

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 昨年1年間の奈良県内の宿泊者数は280万2060人で、前年比7万5770人(2・8%)増だったことが、県の宿泊統計調査で分かった。「平城遷都1300年祭」が開かれた平成22年に次ぐ過去2番目の多さで、県はホテルの新規開業が相次いだことが影響したとみている。

 調査は県内447のホテル、旅館、簡易宿泊所(民宿やゲストハウス)を対象に行われた。民泊は対象外。

 県によると、宿泊客のうち訪日外国客(インバウンド)は33万4463人(前年比5・4%増)で、ホテル利用者が72・6%と大半だった。奈良県は日本を代表する観光地であるにもかかわらず、ホテル・旅館の客室数が全国一少ないことで知られる。だが、昨年は奈良市のJR奈良駅前に3軒のホテルが新設され、ホテル客室数は前年比461室増の3833室に。利便性の高い場所にホテルができたことが、それまで大阪や京都に宿泊していた層を呼び込んでいるとみられる。

 エリア別では、奈良市を中心とする県北部はインバウンド需要が好調で、前年比4・9%増。また、インターネット予約に力を入れている洞川温泉(天川村)でも宿泊者数が増えたという。一方、御所市や曽爾村など県中部、東部地域では、民間の宿泊予約サイトへの参入に消極的な宿泊施設が多く、客数を伸ばせなかった。

 県インバウンド・宿泊戦略室担当者は、「奈良市内だけでなく、県南部でもホテルやゲストハウスの開業が進んでいる。さまざまなニーズに応える多様な宿泊施設ができれば、宿泊客数はさらに伸びるはずだ」と話した。

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