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【プロが指南 就活の極意】選考で使用されるコンピテンシーとは

企業の合同会社説明会に参加した学生ら=東京都中央区(松本健吾撮影)
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 企業はどのような学生がほしいのでしょうか。優秀な学生がほしい。会社に貢献してくれる学生がほしい。就職活動でよく耳にする言葉です。ここで書いた「優秀な学生」「会社に貢献してくれる学生」とはどんな学生なのでしょうか。学歴が良い?勉強の成績が良い? いろいろ思い浮かぶと思います。

 実は学生が考える「優秀な人」「貢献できる人」ですが、言葉は同じでも解釈が異なる人が多いのです。大手企業になると当たり前に採用している「コンピテンシー面接」というものがあります。採用手法の一つなのですが、この「コンピテンシー」という言葉には「ある仕事や役割において優秀な成果や成績を残す人に“共通する行動特性”」という意味があります。言い換えれば、その業務において成果を残している社員たちには共通する特徴的な能力(=行動特性)が備わっているということです。この行動特性を面接の中で判断するために生まれたのがコンピテンシー面接です。

コンピテンシー面接が普及した背景には「同程度の知識やスキル、同レベルの頭の良さであっても、実際の業務で成果を出せる人と出せない人の差が激しい。人柄だけでなく仕事の適性を重視してほしい」と現場から多く苦情が寄せられていたことが挙げられます。

採用の場ではヒトが判断するため、基準がないと面接官の主観で評価が下されてしまいます。そのため、採用担当者が感じた第一印象や受験者の受け答えでなく、就活者の行動という客観的な要素を持って判断をする。そして、自社で成果を出している人材が行っている行動や考え方を基準にすることで、担当者ごとの評価のブレを少なくしようとしているのです。

では、実際にコンピテンシー面接とはどのような面接なのでしょうか。実は5段階の評価基準で判断します。そのため、通常の面接と異なり、企業が必要とする行動能力を持つ候補者を評価・採用することが可能です。

つまり、結果ではなく過程で評価するのです。「売上高を100万円あげました」「リーダーとしてチームを優勝に導きました」と経験がないからといって自信をなくす必要はないのです。なぜなら、結果だけ嘘をついても“行動の質”から嘘を見破ることが可能だからです。そのため、表面的な見せ方ばかり考えている学生は就職活動を乗り切るのが難しくなるかもしれませんので注意してください。

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