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トヨタと東京海上が自動運転技術の高度化で提携

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 トヨタ自動車と東京海上日動火災保険は30日、自動運転技術の高度化で提携したと発表した。トヨタは東京海上が自動車事故対応などで集積した情報をビッグデータとして分析し、自動運転の技術革新に生かす。自動運転の開発で自動車メーカーと保険会社が提携するのは世界初。業界の垣根を越えた連携で次世代技術分野の主導権を狙う。

 トヨタは自動運転ソフトウエアの開発子会社とともに、東京海上の事故データなどをもとに自動運転のシミュレーション環境を再現し、事故のリスクを一段と低減した自動運転システムの開発を進める。

 東京海上は年間200万件を超える事故対応を通じ、事故発生状況や原因などに関する膨大なデータを蓄積。これを用いれば、トヨタは現実に近い状況下でのシミュレーションや安全性能の検証ができ、新たな技術を生み出すことが可能になる。

 また、東京海上は自動運転技術の開発を通じて得られるデータを活用し、事故トラブルなどの際のサービスのあり方や、迅速に保険金を支払うための仕組みなどを検討する。

 トヨタは2020年代前半に運転席に人が座らない「レベル4」の自動運転車を実用化する方針だ。4日には自動運転など次世代車の開発や事業展開で、ソフトバンクと提携するなど、異業種との陣営づくりに邁進(まいしん)している。

 背景には将来の自動車の中核技術である自動運転をめぐる異業種を巻き込んだ覇権争いの激化がある。米ゼネラル・モーターズ(GM)やホンダも提携戦略を推進。グーグルなどの米ネット大手は自動車メーカー以上のスピードで自動運転車の実用化を進めている。ITを駆使するため、トヨタといえど、単独での技術開発は難しくなっている。

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