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世界同時株安 米金利上昇が世界に打撃 対中貿易戦争の悪化も懸念

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 ダウ平均は2月、1週間で2度も1千ドルを超す急落を記録した。このときも米長期金利の上昇がきっかけだった。

 一方、トランプ米政権が中国などに仕掛けた「貿易戦争」に、緩和の兆しがみえないことも相場を押し下げる要因となった。ムニューシン米財務長官は中国の人民元相場の下落を「注視」すると表明。米中の対立が為替政策をからめた展開に発展すると連想させ、きな臭さが漂う。

 国際通貨基金(IMF)は9日、貿易摩擦のリスクが増大していると分析し、世界経済の成長率予測を2年ぶりに引き下げた。欧州企業では、中国市場で収益を得る高級ブランドを中心に業績見通しの下方修正が相次ぎ、市場は通商摩擦の悪影響が広がる恐れを直視し始めている。

 米国のサンダース大統領報道官は大幅株安となった10日、「米経済のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は信じられないほどの強さだ」とする声明を発表。市場の動揺の抑制に懸命になっている。

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