PR

ニュース 経済

【トラノコのかんたんマネー講座】アートと経済(1)

「ワイングラス」(右)などのフェルメール作品を観賞する来場者=5日午前、東京・上野公園の上野の森美術館(古厩正樹撮影)
Messenger

 芸術の秋。上野の森美術館で「フェルメール展」が開催されています。ヨハネス・フェルメール(1632~75年)は寡作で知られ、現存するのは世界でわずか35点前後といわれています。

 フェルメールの活躍した17世紀前半の大航海時代、貿易などで潤ったパトロンが彼ら芸術家を支援していました。パトロンという言葉は、ラテン語のパテル(pater、父)に由来することから、保護者、後援者として、芸術家の創作活動を支えました。近年、アートにビジネスの要素が色濃くなり、投資対象として美術作品が注目されています。

 文化庁が今年4月にまとめた資料「アート市場の活性化に向けて」によると、世界のアート市場の規模が約6兆3千億円と推計される中、米国29.5%、英国24%、中国18%と比較して日本は4%に満たないのが現状です。国の経済規模と比較して、とても小さい規模です。

 国内現代作家の発掘・育成や、アート市場の広がりが望まれる中、国宝・重要文化財などの美術館などへの寄託・公開に関する特別税制が創設され、新旧含めた次世代への文化継承と市場活性が望まれています。(トラノテック取締役 藤井亮助)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ