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三菱UFJ信託、フィンテック人員を3年で3倍に 新ビジネス創出へ

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 三菱UFJ信託銀行はITと金融が融合した「フィンテック」に関連した新規事業開発を担う人員を平成33年度までに今春の3倍超の規模に増員する。購買履歴などの個人情報を預かり同意を得た上で企業に提供する「情報銀行」に来年参入するなどフィンテック分野での事業拡大に備える。外部からの人材も積極的に登用し、新たなビジネスモデルの創出につなげる。

 同社は28年12月にフィンテックの新事業開発などを手掛ける「フィンテック推進室」を設置した。専任者は今春時点の15人から今月には35人に増員。33年度までに50人程度に拡大する。

 情報銀行では顧客とのやり取りにスマートフォンの情報管理アプリを活用するが、顧客にとって使い勝手の良いアプリのデザインなどは専門的でこれまで外部に委託していた。ただ、今月には他社からデザイナーを登用し、行内で一貫してサービスの開発や改善ができるようにする。

 同社はフィンテック分野で情報銀行のほか、人工知能(AI)が運用内容を決める投資信託や、事務作業を自動化するシステムの開発などに注力しており、今後も新たなサービスデザインなどに必要になるデザイナーら幅広い人材を積極的に登用する。

 4月には法人融資を三菱UFJ銀行に移管し、9月には個人を対象にしたアパートローンなどで新規融資をやめた。グループ内の再編で事業領域の見直しが進む中、成長分野であるフィンテックを新たな収益の柱とする方針だ。

 一方、フィンテックなどの開発を担うIT分野の人材は、経済産業省が国内で42年に約59万人不足すると試算。AIなどを用いた製品やサービスは今後の企業の成長を左右するだけに、業種を超えて人材の争奪戦は激しさを増している。

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