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【新閣僚に聞く】吉川貴盛農林水産相 「輸出目標引き上げも視野」

インタビューに答える吉川貴盛農水相=3日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)
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 --農林水産物・食品の輸出戦略をどう進めるのか

 「平成31年に輸出額1兆円の政府目標に届きそうだ。目標の引き上げも視野に入れて政策を打ち出したい。個別の品目では、日本人向けに塩分控えめに作られた国産カマンベールチーズに注目している」

 --日米が物品貿易協定(TAG)の交渉を始める

 「日本の農畜産品について環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)以上の市場開放はないというメッセージを出し続ける。米国にも約束を守っていただく。欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の発効が近い。豚肉や乳製品などの残留農薬基準はクリアしたので、発効までに輸出できるようにしたい」

 --北海道地震に伴う停電で、酪農が被害を受けた

 「北海道全域で約2万トンの生乳が廃棄された。揺れの小さい地域も停電に見舞われ、酪農家に二次的被害が広がった。乳牛の乳房炎対策や自家発電の整備といった対策を早急にまとめたい」

 --担い手不足をどう解決するか

 「農林水産業は朝早くから暗くなるまで休めない大変な仕事だ。若者が夢や希望を持てるように成長産業化し、所得向上の道筋をつけたい。そのためにもトラクターをロボットで動かすなどの『スマート農業』を確立させたい」

 --捕鯨問題への対応は

 「日本が調査捕鯨で捕獲したイワシクジラの肉の国内持ち込みが、絶滅の恐れがある野生動物の国際取引を規制するワシントン条約に違反していると認定された。主として科学的研究のために使用しているという日本の主張が認められず残念だ。今後、是正措置を検討したい。国際捕鯨委員会(IWC)を脱退するかは、これからの検討課題だ」(米沢文)

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