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「私は地球の大統領ではない」トランプ氏、中間選挙にらみ対中強硬姿勢鮮明 制裁第3弾

トランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席=2017年4月、米フロリダ州パームビーチ(ロイター)
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 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権が貿易問題をめぐり、中国への強硬姿勢を一段と強めている。24日に発動した2千億ドル(約22兆円)相当の中国製品への追加関税に加え、米政府は新たに2670億ドル相当への制裁を検討する方針だ。トランプ大統領は11月6日の中間選挙が迫り、みずから発動を決めた強硬策をアピールし、支持層となる労働者層の有権者をつなぎ止めようとしている。

 制裁発動を決めたトランプ氏は先週末にかけ、「米国を再び偉大に」と題する選挙集会に飛び回った。

 「米国は中国に膨大な富を渡してきた。それも、もう終わりだ」(21日、中西部ミズーリ州)

 「私は米国大統領であって地球の大統領ではない」(20日、西部ネバダ州)

 トランプ氏が、そう語ると聴衆から歓声がわいた。

 貿易赤字の拡大が雇用流出を招いたと批判するトランプ氏は、中国の補助金が支えるハイテク産業政策や不公正な貿易慣行に対抗。「中国が態度を改めない」(政権高官)として、制裁規模を拡大させてきた。

 トランプ政権を突き動かすのは、かつて製鉄などの製造業が栄えた地域の労働者の支持だ。今夏の世論調査では、トランプ氏への貿易政策への賛否は4割程度で拮抗(きっこう)したが、与党・共和党の支持層だけをみると、賛同が約8割に達した。

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