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連合、旧民進再結集促すも…「股裂き」参院選へ

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 支持政党の分裂という難局に直面した連合が、来年夏の参院選に向け旧民進党系勢力の再結集を呼びかけている。ただ、立憲民主、国民民主両党は、合流はおろか候補者調整にすら着手できていない。連合傘下の産別も「股裂き」を前提に参院選へ走り始めている。

 「参院選で(組織内候補の)仲間を送り出す基盤が整わない。野党が力合わせしている姿が見えない…」

 連合の神津里季生(こうづ・りきお)会長は21日の記者会見で、旧民進党系政党の連携が進まない現状をこう嘆いた。会見に先立つ中央執行委員会では、新執行部発足の挨拶に訪れた国民民主党の玉木雄一郎代表に「統一地方選も含め、しっかり勝利を収めて勢力を拡大することが大事だ」とハッパをかけた。

 立憲民主、国民民主両党は、参院選の改選1人区で候補者を一本化すべきだとの認識は共有しているが、具体的な協議が始まる兆しは見えない。改選複数区に至っては競合は避けられない情勢で、立憲民主党は30日の党大会で採択する活動方針に、原則として複数区には独自候補を擁立する方針を盛り込む構えだ。

 強気の立憲民主党に対し国民民主党はいらだちを募らせる。玉木氏は19日、連合傘下のUAゼンセンの大会で「日本で本格的な党首選ができる政党は2つしかない。自民党と国民民主党だ」と訴え、枝野幸男代表の「個人商店」と揶揄(やゆ)される立憲民主党を皮肉った。

 参院選では、旧同盟系のUAゼンセンなどが国民民主党を、旧総評系の自治労などが立憲民主党を支援する構えで、産別間の溝も深まりつつある。UAゼンセン、自動車総連など6産別は21日、「改革、中道の政治を目指す国民民主党と連携を深め、連合の政策実現に邁進(まいしん)する」とうたった参院選への「合同宣言」を発表した。(広池慶一、小沢慶太)

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