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リーマンショック10年 傷浅かった大手銀は海外展開で収益源確保 企業の合併・買収で活路開く

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リーマンショック10年 傷浅かった大手銀は海外展開で収益源確保 企業の合併・買収で活路開く

 全国銀行協会の藤原弘治会長(みずほ銀行頭取)は「リーマン・ショックはそれまで課題だったグローバル展開に一つの礎を築いた節目だった。日本の金融機関がアジアを中心に存在感を増した」と評価する。

 ただ、国内では人口減少と日銀のマイナス金利政策による利ざや(貸出金利と預金金利の差)縮小のダブルパンチで金融機関の経営が圧迫され、店舗の統廃合や人員削減など大規模なリストラを迫られている。

 復調した欧米勢や中国など新興国勢が攻勢に出る中、邦銀はITと金融が融合したフィンテックへの取り組みなどで後手に回った感が否めない。世界の競争で生き残るには金融危機の“遺産”に安住せず、構造改革で稼ぐ力をどこまで高められるかがカギを握る。(田辺裕晶、万福博之)

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