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ヤマハ発が大型三輪バイク投入 国内バイク市場活性化へ

大型三輪バイク「ナイケン」を紹介するヤマハ発動機の日高祥博社長=13日、東京都千代田区(臼井慎太郎) 大型三輪バイク「ナイケン」を紹介するヤマハ発動機の日高祥博社長=13日、東京都千代田区(臼井慎太郎)

 ヤマハ発動機は13日、前輪二つ、後輪一つの大型三輪バイク「ナイケン」の予約受け付けを始めたと発表した。845ccという大排気量のエンジンを積んだスポーツタイプで、安定した乗り心地と軽快な走りを両立させた。大型二輪免許で乗れる便利な乗り物としての魅力を伝え、縮小傾向が続く国内バイク市場の活性化にもつなげたい考えだ。

 ヤマハ発は、既に125ccと155ccの三輪スクーター「トリシティ」を商品化しており、そこで培った技術を進化させて開発した。

 前方の2輪が、車体の傾きに合わせてそれぞれ傾く独自の機構を採用。左右のタイヤが路面の状況に合わせて個々で動くため、段差の乗り越え時にも安定感のある走行を実現できる。強いブレーキ操作でも安定して止まれるという。

 東京都台東区で開いた発表会でヤマハ発の日高祥博社長は「モビリティー(移動体)の世界を広げたい」と述べ、新しい市場の創出に意欲を示した

 大型三輪バイクは、青春時代に親しんだバイクに年月を経て再び乗り始める40~50代の「リターンライダー」を主なターゲットに売り込むほか、若年層の開拓も狙う。欧州と米国にも年内に順次導入し、日米欧の合計で年約2500台の販売を目指す。希望小売価格は178万2千円。

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