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【米中貿易戦争】早期解決、全面対決、長期化…「3つのシナリオ」可能性を探る

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 一部では貿易戦争が実際の戦争に発展するリスクも指摘されるが、東京大大学院の飯田敬輔教授(国際政治経済論)は「経済の摩擦が激化して軍事レベルにまで達するケースは歴史的に皆無ではないが、米中は核保有国であるためその可能性は低い」と分析する。

 (3)長期化

 最後は、長期間、対立状態が続くというものだ。8月下旬の事務レベル協議が不発に終わり、このシナリオを指摘する声が増した。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は8月末、「今や中国は長期にわたる戦いを準備している。新たな冷戦や実際の戦争という最悪のシナリオもだ」とする北京大国際政治経済研究センター長の王勇氏の見方を紹介した。長期化を予想する背景には、米中の対立が一過性のものではなく、中国の台頭を封じる米側の中長期的な戦略に基づくためだとする見方がある。

 だが、不安定な状況下で突然の景気悪化や、通貨相場の乱調といった緊急事態が生じれば、緊張状態が一気に増す恐れもある。

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