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クロマグロ増枠 認められず 米など反対 交渉決裂

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 福岡市で開かれていた日本近海を含む北太平洋海域のクロマグロの資源管理などについて話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会が7日、閉幕した。焦点だった漁獲上限の拡大は認められず、交渉は決裂。増枠に向けた議論は事実上、来年以降に持ち越された。

 日本の大型魚(30キロ以上)と小型魚(30キロ未満)の漁獲枠をそれぞれ15%増やす提案に対し、米国やクック諸島が「増枠は時期尚早」などと反対した。日本は増加幅を小幅にとどめる妥協案も示したが、増枠自体が受け入れられなかった。漁獲量が上限に達しなかった場合に上限の5%分を翌年に繰り越す案も受け入れられなかった。

 議論が平行線をたどったことから、宮原正典議長が国際科学機関が資源状況を改めて精査した上で来年、増枠に向けた議論を行う案を提示。日本は立場を留保し、12月のWCPFC年次会合で再度、議長案を議論することになった。

 政府代表を務めた水産庁資源管理部の太田慎吾審議官は会合後に記者会見を開き「非常に残念としかいいようがない」と語った上で、引き続き増枠を目指し各国に働きかけていく考えを示した。

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