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時計メーカー 若年層に的を絞った新製品 海外滞在対応、航空計器イメージ…

セイコーウォッチ「グランドセイコー」の新モデル
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 時計メーカーが20~30代のファン開拓を目指した品ぞろえを広げている。中国人の爆買いに象徴される訪日客需要の恩恵が収まった中、改めて高級腕時計の潜在ユーザーを掘り起こす狙いだ。冬のボーナス商戦へ向けた大手各社の商談会では、若年層へ的を絞った新製品が相次ぎ発表された。

 セイコーウオッチは、旗艦ブランド「グランドセイコー」に「GMT機能」を搭載したモデルを加える。24時間で1周する“4本目の針”を備え、海外に滞在中は現地時間を表示しながら、4本目の針で日本時間を簡単に確認できる。希望小売価格33万円(税別)で来年1月12日発売する。

 「5万~20万円前後の売れ筋価格帯を広げた」と話すのは、シチズン時計の担当者。20~30代の働く女性向けブランド「シチズンクロスシー」で、アクセサリーと合わせやすいツートンカラーの2モデル(同7万8千円)を10月4日発売する。ステンレスより40%軽く、傷に強い「スーパーチタニウム」素材も特徴だ。

 エプソン販売は、昨夏に立ち上げたブランド「TRUME(トゥルーム)」を拡大。内蔵した衛星利用測位システム(GPS)や気圧・高度センサーなどの情報をアナログ表示するスタイルで、今回は航空計器をイメージした「Sコレクション」2モデル(同25万~26万円)を売り出す。

 耐衝撃腕時計「Gショック」の35周年記念商品を発表したのはカシオ計算機。シンボルカラーの黒を基調に赤や金色で“地球誕生時のマグマの海”を表現し、裏ぶたに記念ロゴを刻んだ。8万5千~12万5千円の3モデルを11月16日発売する。

 日本時計協会によると、腕時計の平成29年の国内市場規模は8004億円で前年比1%増だった。しかし、日本メーカーの製品に限ると3%減の1859億円と苦戦している。

      (山沢義徳)

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