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長野県産農産物の輸出 10億円を初突破 シャインマスカットなどが牽引

シャインマスカット(後列右)、ナガノパープル(同左)と並び、将来の輸出の拡大が期待されるオリジナル品種「ブドウ長果11」(同中央、手前)
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 平成29年の長野県産農産物の輸出額は前年を1・8倍上回り、25年の集計開始以来、初めて10億円を突破したことが、県農政部の集計で分かった。高い品質を売りにしてきた県産の野菜や果実は、東京や関西などの市場で高い評価を得ている上、仲卸業者などが経済成長の著しい東南アジア地域に目を付けたことで輸出を促進し、人気が高まっている。県では、34年の輸出目標額を20億円としており、「県産ブランドを揺るぎないものにしたい」と話している。(太田浩信)

高い品質を評価

 同部によると、29年の県産農産物の輸出額は10億3600万円。28年(輸出額5億6300万円)と比べ約1・8倍増となり、25年(同1億2200万円)比だと8・5倍増に急伸したという。

 品目別の輸出額をみると、ブドウが全体の半分以上を占める5億2400万円に達し、前年比1・9倍増。特に、シャインマスカットやナガノパープルなど、大粒で皮ごと食べられる高級品種の人気が高い。同部は「香港や台湾などの富裕層に支持されている」として、今後も需要拡大が続くとみている。

 モモは前年比2・2倍増の1億3200万円で、ブドウに続いた。贈答向けに大玉の需要が広がっている。

 伊那谷特産の干し柿「市田柿」も、前年比1・8倍増の1億1700万円だった。国が地域の特産品を保護する「地理的表示保護制度(GI)」に登録され、ブランド力が確立されたためとみられる。

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