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米の対中赤字、前月比10%増で過去最大 7月、対日も拡大し国別4位

大豆の房を見せる農家の男性。対中国の貿易赤字は過去最大となった=7月13日、米マサチューセッツ州ボルトン(AP)
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 【ワシントン=塩原永久】米商務省が5日発表した7月のモノの貿易収支(通関ベース)によると、国別で最も多かった中国に対する赤字額は、前月比10.0%増の368億3400万ドル(約4兆1千億円)となり、単月として過去最大を記録した。貿易不均衡を問題視し、対中制裁の強化を検討するトランプ米政権が姿勢を硬化させる可能性もある。

 日本に対する貿易赤字額は2.9%増の54億6千万ドルとなり、国別では4位だった。

 中国に続く2位となったドイツが23.8%増の66億1200万ドル。自動車の輸入増が対独赤字を押し上げた。メキシコは25.3%減の55億4100万ドルで3位となった。

 モノとサービスを合わせた国際収支ベース(季節調整済み)では、赤字額が前月比9.5%増の500億8200万ドルと、2カ月連続で増えた。輸出が1.0%減少した一方、輸入が0.9%増え、貿易収支を悪化させた。

 モノの輸出の内訳では、大豆が前月比7億ドル、航空機が16億ドル、それぞれ減少した。米中の貿易対立が激しくなる中、中国が米国産大豆などへの報復関税を発動。米国から中国などへの“駆け込み輸出”が起きた反動で、7月の大豆輸出が減った可能性もある。

 米政権は2千億ドル相当の対中制裁関税を検討中で、早ければ産業界への意見公募の手続きが終わる今月6日にも発動の是非を表明する可能性がある。

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