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スルガ銀、創業家系に数百億円 不透明な融資も

 スルガ銀行東京支店が入るビル=13日、東京都中央区
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 スルガ銀行が創業家の関連企業に対して数百億円の融資をしていることが4日、分かった。スルガ銀に立ち入り検査を行っている金融庁は融資先に実体のない企業が含まれている可能性もあるとして、企業統治上の問題がないか解明を急いでいる。

 創業家の関連企業向けの融資の一部には経緯や資金使途が不透明な部分があり、創業家側に流れていた可能性もある。金融庁は一般的な取引条件と比べて融資の目的や金額が適正だったかも含めて調査。スルガ銀は過去の検査でも同様の問題点を指摘され、融資額は徐々に縮小しているという。

 創業家の関連企業にはスルガ銀の株式を保有する企業もある。今後、スルガ銀と創業家関連企業の関係に問題があると判断されれば、スルガ銀の株主構成が変化することもありえる。

 一方、スルガ銀の「シェアハウス」向けの不適切融資をめぐっては、外部弁護士で構成する第三者委員会が調査結果を7日に公表する。営業部門の責任者だった元専務執行役員が主導し、審査書類の改竄(かいざん)や二重の売買契約書などに基づく融資を拡大。企業統治が機能不全に陥り、多額の損失を招いたと結論づけるもようだ。

 こうしたことを受けて、金融庁は全国の地方銀行を対象に、不動産向け融資の総額や審査体制などを調査する検討を始めた。スルガ銀行でシェアハウス投資をめぐる不適切融資が発覚したため、他の地銀の実態も調べる。

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