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【トラノコのかんたんマネー講座】日本のお金の歴史(1)

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 平安時代前期の前後する約250年の間に、当時の国家によって12種類の貨幣(皇朝十二銭)が発行されました。

 「和同開珎(わどうかいちん)」が最初の官銭として生まれたのは、和銅元(708)年で、60年以上使われましたが、5年間しか使われなかった貨幣もあります。

 「新しい貨幣1枚は、旧貨幣10枚分」というルールが敷かれたため、新貨幣発行のたびに、コツコツため込んだ貨幣の価値も10分の1に下がりました。

 生産技術や災害対策なども乏しい時代。コメなど生活物資はときに暴騰し、貨幣変更はハイパーインフレへの対応策の意味合いもあったようですが、貨幣の主材料である銅の資源枯渇により貨幣の品質も劣化し、ますます貨幣への信用がなくなり、コメや絹が貨幣の代わりを果たすようになりました。

 相場経済の発展した日本で、突然円の価値が10分の1になることは想定しづらく、程度の差はありますが、通貨価値の変化やインフレの際には、「投資しないリスク」が、暮らしに大きな影響を与えることになります。(トラノテック取締役 藤井亮助)

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