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日米新通商協議、初回は「入り口」で終了 トランプ政権、中間選挙にらみ圧力強化に転換の恐れ

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日米新通商協議、初回は「入り口」で終了 トランプ政権、中間選挙にらみ圧力強化に転換の恐れ

 日米の新たな閣僚級貿易協議に臨む茂木経済再生相(右)とライトハイザー米通商代表部代表(手前左)=9日、ワシントン(代表撮影・共同)  日米の新たな閣僚級貿易協議に臨む茂木経済再生相(右)とライトハイザー米通商代表部代表(手前左)=9日、ワシントン(代表撮影・共同)

 日米の閣僚級の新通商協議(FFR)初会合は、双方が自国の立場や相手国への要望を主張する「入り口」の議論で日程を終えた。9月の次回会合に向け、日米は妥協点を見いだす協議を急ぐ。トランプ米政権は、11月の米中間選挙で一部の与党候補の苦戦が伝わり、輸出拡大を迫る強硬路線に拍車をかけるとの見方も浮上。今後の対日協議で圧力強化に転じる恐れがある。

 協議初日、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、ワシントンのUSTRで茂木敏充経済再生担当相を笑顔で迎えた。

 「ようこそ。大臣ご就任後の訪問は初めてですね」

 ライトハイザー氏は茂木氏にそう問いかけ、談笑した。茂木氏は、記者会見で「思慮深い人物」とライトハイザー氏を持ち上げ、信頼構築に自信をみせた。

 茂木氏は米離脱後の11カ国の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をまとめ上げた。2国間の自由貿易協定(FTA)を重視するライトハイザー氏は、対極の存在だ。TPP復帰を米国に求める茂木氏と、相手国の譲歩を勝ち取りやすい2国間協議を持論とするライトハイザー氏の相違は、今の日米協議が抱える難しさを映し出している。

 初回の協議で、茂木氏は「(米国抜きの)11カ国のTPPが早ければ来年早々にも発効するとライトハイザー氏に明確に伝えた」といい、日米は多国間枠組みの中で交渉を進めるべきだとくぎを刺した。

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