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5月の経常黒字14・5%増の1兆9383億円、2カ月ぶり増

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 財務省が9日発表した5月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は1兆9383億円の黒字だった。黒字は47カ月連続で、黒字幅は前年同月に比べ14・5%増加。増加は2カ月ぶり。原油価格高騰の影響で貿易収支が赤字となる一方、日本から海外への投資額を示す対外直接投資が拡大したことで全体を押し上げた。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3038億円の赤字で、赤字幅は前年同月(1084億円の赤字)に比べ約3倍に拡大した。自動車などが好調だった輸出は、10・6%増の6兆3232億円。輸入は原油価格の上昇を受け、13・7%増の6兆6271億円となり輸出額を上回った。

 サービス収支は30・0%減の423億円。このうち、訪日外国人が国内で使う金額から、日本人が海外で支払う金額を差し引いた旅行収支が39・0%増の2113億円の黒字で、5月として過去最大だった。

 海外投資から得られる利子や配当の動向を示す第1次所得収支の黒字額は、23・1%増の2兆3980億円だった。日本企業の海外子会社からの配当金が増加したほか、債券利子の受け取りも増えた。

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