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【G7サミット】共同宣言で北の拉致「即時解決」要求 露復帰は言及せず

 カナダ・シャルルボワで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で記者会見するカナダのトルドー首相=9日(ロイター)
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 【ケベックシティー=加納宏幸】カナダ東部シャルルボワで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は9日、2日間の日程を終え閉幕した。同日、採択された首脳宣言は、米朝首脳会談を前に、北朝鮮に核を含む大量破壊兵器や弾道ミサイルの「完全かつ検証可能で不可逆的な放棄」を要求。前年のタオルミナ・サミットに続き、日本人拉致問題の「即時解決」も明記した。

 北朝鮮の核・ミサイル実験凍結や4月の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」で非核化が明記されたことを認識しつつも、「完全な非核化」を実現する重要性を強調。各国に国連安全保障理事会決議に基づく制裁を含む「強力な圧力」を維持することを求めた。

 トランプ米大統領はロシアのサミット復帰を主張したが、共同声明では言及されず、3月に英国で起きた元露情報機関員暗殺未遂への露側の関与を挙げ、追加制裁の用意があるとした。

 東・南シナ海問題では中国を念頭に、緊張を高める一方的な行動に「強い反対」を表明。イランに弾道ミサイルの発射や核兵器開発を行わないよう求めた。

 トランプ政権の保護主義的な通商政策への対応では、「自由で公正で相互に利益のある貿易・投資」が成長や雇用創出の原動力になるとし、「保護主義との闘いを続ける」とした。トランプ氏が主張する関税・非関税障壁や補助金の低減に取り組むと明記。世界貿易機関(WTO)の早期の近代化も打ち出した。

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