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【G7サミット】輸入制限 非難の応酬 米VS6カ国 中国、漁夫の利?

 G7首脳会議に臨む各国首脳。手前右は安倍首相=8日、カナダ・シャルルボワ(代表撮影・共同)
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 カナダ東部シャルルボワでのG7首脳会議(サミット)は、トランプ米政権が発動した鉄鋼・アルミニウムの輸入制限など通商政策をめぐり非難の応酬となった。既存の経済大国が自らの利益をかけてせめぎ合う中、安倍晋三首相は忍び寄る真の脅威の存在を挙げてクギを刺した。

 「ジャスティンがカナダと米国の間の全ての関税、貿易障壁をなくすことに同意してくれたことは非常に喜ばしいことだ」

 トランプ米大統領が8日、カナダのジャスティン・トルドー首相との会談で「冗談」を口にして記者団の笑いを誘うと、トルドー氏は複雑な笑みを浮かべた。トランプ氏はその後のサミットで「関税ゼロ」を主張したとされ、なかば本気の発言だったようだ。

 サミットは米国の輸入制限発動に欧州連合(EU)やカナダが7月からの報復措置を表明する緊迫した雰囲気の中、開幕した。批判に直面するトランプ氏が貿易に関する討議で「カナダは乳製品に270%の関税をかけている」と仕掛けると、トルドー氏は「そんなことはない。米国は農業に補助金を出している」と反論。双方が数字をあげて激しい応酬を展開した。

 G7など多国間の枠組みや世界貿易機関(WTO)の紛争解決能力に信頼を置かず、2国間のディール(取引)で勝負したいトランプ氏と6カ国の摩擦は会議前から強まっていた。

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