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【特派員発】「信頼できない」けど「やめられない」 フェイスブック不祥事 上塚真由

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 ディーソンさんは「友人の情報まで第三者に流出したことに怒りを感じる」というが、「FBの情報管理が甘いことは、IT業界では以前から有名だった。今回の流出問題に驚きはない。安全のためFB上に投稿する自分の情報は最低限にしていた」と明かす。

 同州でパソコンなどの修理業を営み、問題発覚後もFBを変わらず利用。「最大の理由はビジネスのため。顧客の95%はFBを利用していて、FB上で修理の依頼を受けることが多い。FB上でパソコン好きの地元仲間とのグループもあって、今さら手放せない」と話した。

 また、フロリダ州の遺伝子検査会社で働くオリン・マコーミックさん(28)はFB上の「友達」を通じて、自身の個人情報が流出した「8700万人」の一人。4月初め、FBからの通知を受けて被害が発覚した。

 マコーミックさんのもとには、16年の米大統領選の選挙期間中、民主党のクリントン候補や周辺者を中傷する真偽不明の記事が多く届いたという。

 「自分は偽ニュースと気づいて影響されなかったが、もし内容を信じた人がいて、大統領選の結果を左右していたら大問題だ」と憤る。ただ、マコーミックさんも「FBをやめるつもりはない。FBは世界で最も洗練された企業の一つだ」と言い切った。

× × ×

 「今回の問題を受けて、FBのアカウントを削除して退会した人はごくわずかだ。情報流出に怒りはあっても、米国人にとっては仕事だけでなく、友人や同僚との付き合いのための唯一で最大のプラットフォームで、FBから簡単には離れることができなくなっている」。米タフツ大フレッチャースクールのバスカー・チャクラボーティ上級副部長(国際ビジネス・金融)はこう話す。

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