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【経済インサイド】満足度低下の中…TDR拡張計画の「青写真」がなかなか見えないワケ

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 次のタイミングだった4月26日のオリエンタルランドの30年3月期連結決算説明会でも拡張計画の詳細に関する発表はなし。オリエンタルランド関係者は「拡張計画について何か決めるとなると必ず米ウォルト・ディズニーの了解がいるので、どうしても時間がかかってしまう」と内情を明かす。

 そもそも拡張計画が持ち上がったのは、TDRの顧客満足度低下が背景にある。日本生産性本部サービス産業生産性協議会の「JCSI(日本版顧客満足度指数)」調査結果によると、26年度までは1~2位を維持してきたが、27年度に調査対象の変更があったとはいえ、11位に急落。28年度は27位、29年度は36位まで落ち込んだ。

 この間、TDRで実施されたのは26年度から3年連続の入場料値上げだ。1デーパスポート大人料金は26年3月まで6200円だったものが、26年4月に6400円、27年4月に6900円、28年4月には7400円まで値上がりした。普通車の駐車料金も27年3月まで全日2000円だったのが、4月からは平日2500円、土日祝日は3000円に上がった。

 入場料や駐車料金の値上げで一時期の激しい混雑は緩和されたが、目玉となる新アトラクションの導入がなく、値上げに見合う値ごろ感は低下。今後はTDSとTDLで新エリアをオープンし顧客満足度を上げる手を打っているものの、33年度以降は具体的な姿が見えていない。拡張計画は中長期的な観点から見た顧客満足度向上の重要な一手なのだ。

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