PR

ニュース 経済

【書評】京都大学客員准教授・瀧本哲史氏が読む『問題児 三木谷浩史の育ち方』(山川健一著) 未来へのマニフェストとして

Messenger

 なぜ今、このテーマでの取材を三木谷氏は許したのか。これまで氏が書いた、あるいは取材をした本を見ると過去を振り返るというよりも、これからやりたいことの伏線として本を出しているように読み取れる。なるほど、楽天は昨年英語教育ビジネスに参入しているし、ビジネスと直接関係なくとも、新経済連盟として三木谷氏は日本の教育に問題提起をしていこうという意気込みなのではないだろうか。

 最近、ベンチャー経営者たちが自分たちで学校を立ち上げるのがちょっとしたブームで、三木谷氏ぐらいビジョンがある人なら当然自分でも何かするべきだと考えているだろう。その意味で、この本は回想録ではなく、ひそかな未来へのマニフェストとして読まれるべきなのであろう。(幻冬舎・1500円+税)

 評・瀧本哲史(京都大学客員准教授)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ