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年間10万人、減らない介護離職 高額な自己負担や罪悪感…

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 親の介護に備えた保険が誕生した背景には、介護で離職する人が一向に減らない現状がある。主な要因の一つが介護を他人に任せることへの罪悪感だ。介護サービスなどを十分に活用しないまま1人で抱え込んで離職するケースも多く、保険で経済的な負担が軽減されると同時に、介護の一部をプロに任せることへの精神的な抵抗感を引き下げる効果も期待されている。

 東京都在住のある女性会社員(48)は5年前に父親が認知症になり翌年には母親が脳卒中で倒れた。約2年半、仕事をしながら父親が入所する老人ホームと母親が入院する病院を行き来する多忙な毎日が続き、仕事を辞めることも頭をよぎったが、ヘルパーから「1人で抱え込まないで」と声をかけられ気持ちが楽になったという。貯金を切り崩し、年間200万円という高額な支出を捻出する必要があったが「仕事を辞めなかったから介護も続けられた」と話す。

 厚生労働省によると要介護・要支援の認定者数は年々増加しており平成27年度は約620万人。国も介護と仕事の両立支援策を講じているが、介護や看護が原因で離職・転職する人は毎年10万人前後で推移し減る気配はない。

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