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海外航空がビジネスクラスで日本食強化 「本当においしいと思えるものを」

KLMオランダ航空のビジネスクラス向け新サービス「エニタイム・フォー・ユー」の和風弁当を手にする客室乗務員=東京都港区(日野稚子撮影)
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 日本発着便を運航する外資系航空会社が、ビジネスクラスで提供する日本食の質の向上に乗り出している。各社は競合他社との差別化のために取り組むサービス強化策の中でも、大がかりな機材変更を伴わない「食の充実」は短期間で実現できる施策とみて、力を入れている。

 KLMオランダ航空は成田発オランダ・アムステルダム線で、3月下旬に始めた食事の新サービス「エニタイム・フォー・ユー」のメニューに日本食を採用した。これまでの2回の食事に加え、軽い食事を希望したときに提供する新サービスは、チーズバーガーなど5種類のメニューから選べるが、2種類は「和風弁当」と「野菜のヘルシー丼」という日本食だ。

 KLMは新サービスのため客室乗務員を1人増員。乗客からの反応は上々で、7月には関西国際空港発アムステルダム線にも導入する。

 開発を手がけた機内プロダクト&サービスエンジニアリングのディレクター、マルチーヌ・ファン・ストルン氏は、「ビジネスクラスの乗客の要望は多種多様だが、やはり本当においしいと思える日本食を出すことが重要」と指摘する。

 またアメリカン航空は3月中旬、日本から米ダラス・フォートワース、シカゴ、ロサンゼルスに向かう各便のビジネスクラスで日本食を一新。共同運航する日本航空(JAL)とのプロジェクトの一環で、メニューの監修は東京・芝大門の日本料理店「くろぎ」の黒木純氏が手がけた。JALからの乗り継ぎ客が多く、機内食の質を高める必要があると判断したためだ。

 フィンエアーも2月から成田発のヘルシンキ路線で、和食店「七草」シェフの前沢リカ氏監修の野菜中心の和食を提供中だ。3カ月おきにメニューを変え、機内で季節感を楽しめるようにするという。

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