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日本郵船、業界初のグリーンボンド100億円発行へ 環境意識高い投資家取り込み

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 海運国内最大手の日本郵船は17日、調達資金の用途を環境事業に限定する債券「グリーンボンド」を5月に発行すると発表した。国際海運業界でのグリーンボンド発行は世界初という。発行額は100億円で、調達資金は液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶やLNG燃料供給船の新造、排ガスなどから硫黄酸化物(SOx)を取り除く装置の新設などに充てる。

 燃料を重油からLNGに変えれば、二酸化炭素(CO2)排出量は3割削減でき、SOxは排出をゼロにできる。このため日本郵船はLNG化に向けた研究開発に取り組み、世界に先駆けてLNG燃料自動車専用船などを運航させている。

 高橋栄一専務経営委員は17日の記者会見で、投資家の間で環境保全や社会貢献、企業統治に優れた企業に投資する「ESG投資」への関心が高まっていると指摘。「環境対応では海運業界での先頭にいる自負があり、グリーンボンド発行という新手法で企業価値を高めたい」と話した。

 国際海運は世界の温室効果ガス排出量の2%強を占める。国際海事機関(IMO)は今世紀のなるべく早い段階で国際海運による排出量をゼロにするとの戦略を決めている。

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