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スルガ銀に立ち入り検査 金融庁、シェアハウス運営会社破綻で

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スルガ銀に立ち入り検査 金融庁、シェアハウス運営会社破綻で

スマートデイズが「かぼちゃの馬車」の名称で手掛けるシェアハウス=1月29日、東京都豊島区 スマートデイズが「かぼちゃの馬車」の名称で手掛けるシェアハウス=1月29日、東京都豊島区

 女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営会社が経営破綻した問題で、金融庁は13日までに、物件所有者(オーナー)の大半に購入資金を融資していたスルガ銀行(静岡県)への立ち入り検査に乗り出した。営業やローン審査の体制などに問題がなかったかなどを把握する必要があると判断した。金融庁は、調査結果に基づき行政処分を検討する。

 かぼちゃの馬車を運営していた不動産会社スマートデイズ(東京)は、今月9日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した。会社員らがシェアハウスを購入し、同社が物件を借り上げて転貸する仕組みで、「長期に賃料を保証するため、空き室リスクを回避できる」としていた。だが、入居率が低迷。スマートデイズは今年1月、オーナーへの賃料支払いを停止した。

 関係者によると、大半のオーナーが物件取得の際にスルガ銀の横浜東口支店から融資を受けていた。融資審査を通りやすくするために収入証明書のコピーなどを改竄(かいざん)した事例が見つかっている。同支店の融資に関しては本店の役員に報告が上がっており、改竄などの不正に関与していたとの情報もあるという。

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