PR

ニュース 経済

出光が成長事業の利益40%へ 有機ELなど拡大

中期経営計画を発表する出光興産次期社長の木藤俊一氏(左)=28日、東京都千代田区丸の内のステーションコンファレンス東京(会田聡撮影)
Messenger

 出光興産は28日、海外の潤滑油販売や次世代ディスプレー、有機ELなど成長事業が営業利益に占める割合を平成42年度に40%に引き上げる目標を発表した。32年度まで3年間で1600億円を投資し、潤滑油の海外販売拠点などを整備。電気自動車(EV)の普及や温暖化対策で、国内燃油販売と石油・石炭開発の主力3事業の市場が先細りする見込みの中、事業構造の転換を加速する。

 出光の29年度の営業利益は原油価格の上昇などで前期比52・3%増の2060億円となり、過去最高を更新する見通し。うち主力3事業が6割超を占め、成長事業は2割弱にとどまる。

 このためスマートフォン向けなどの需要増が見込まれる有機ELの生産能力を拡大するなど成長事業を強化。EVの普及を視野に、次世代の蓄電池素材の開発など新規事業の創出も進め収益を確保する方針だ。

 4月1日付で社長に昇格する木藤俊一副社長は同日の記者会見で、「将来も持続的に成長できる強靱(きょうじん)な企業体質をつくる」と述べた。大株主の創業家の反対で頓挫している昭和シェル石油との経営統合は「進める方針に揺らぎはない」と強調した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ