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【公示地価】郊外型マンション活況 若い家族層誘引

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 神奈川県海老名市も新たな激戦区として注目を集める。小田急電鉄の特急ロマンスカーが2年前から海老名駅に停車するようになり、都内への通勤時間が大幅に短縮されたのが理由。3LDKタイプの価格は3700万円台からという「海老名ザ・レジデンス」(同412)など大型物件の開発が相次ぐ。

 郊外型マンションの人気が再び高まってきたのを踏まえ、デベロッパー(開発業者)の戦略も変わりつつある。これまでは都心部での購入を断念した層を念頭にやや高めの価格を設定していたが、「この半年で本来の適正価格に合わせる動きが加速している」(業界関係者)と指摘。今後、郊外型を後押しする要因になるとみられる。

 ただ、郊外プロジェクトの事業環境がすべて好転する可能性は低い。29年のマンション発売戸数は千葉県が前年比21.1%減と大幅減少したのに対し、埼玉県は1.5%増となった。27年にJR上野東京ラインが開通し、それまで上野駅止まりだった電車が東京駅以南に乗り入れるようになった。交通の利便性が“勝ち組”の必要条件になっているのだ。

 国土交通省は地価動向について「都心部へのアクセス性などで個別化が進んでいる」と分析。マンションについても同様の動きがあり、「勝ち組」と「負け組」のエリアが鮮明となりそうだ。

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