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神鋼次期社長 改竄防止「不退転の覚悟」 事業再編排除せず

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 ただ、今回の人選では山口氏以外に選択肢はなかったともささやかれる。有力視されたのは水口誠専務執行役員だが、同社には取締役しか社長になれない内規がある。4人いる副社長のうち、広範囲で不正に手を染めていたアルミ・銅部門担当の金子明氏が辞任を表明。不正があったとはいえ数が少なく、関与が薄い機械部門出身の山口氏が、最も“無傷”に近かった。

 以前の社長は、売上高の4割弱を占める鉄鋼部門出身者が多かった。これに対し、機械部門は約1割にすぎないことでも、いかに異例かが分かる。

 ただ、山口氏は20代を鉄鋼部門で過ごし、数年前には経営企画担当として川崎氏を補佐した経験がある。山口氏は会見で、「事業部門に偏らず、比較的客観的に神戸製鋼をみられる」と自身の強みを強調した。

 もっとも、再発防止策の一環として会長職を廃止し、社外取締役が取締役会議長を務めるため、支え役がいない。しかも、社外取締役の構成比を取締役会の3分の1以上に引き上げ、「お目付け役」が増える。リーダーシップが失われる可能性も否めず、改革は相当な困難が予想される。

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