PR

ニュース 経済

【検証エコノミー】3メガ銀を襲う「大リストラ時代」 未来の姿は…「脱・銀行」に情報産業化

 「支店長ポストが減る。これからは出世競争がもっと厳しくなる」「地方の支店はどうなるのだろう」

 あるメガバンクの中堅行員は深いため息をついた。多くの銀行員にとって、支店長は最初にあこがれるポストだ。実力と人脈、運があれば、役員への道も開ける。

 これまでなら50歳前後で支店長に昇格し、「一国一城の主(あるじ)」になる。ターミナル駅に近い店舗であれば、100人規模の行員を従え、個室を与えられる。昼間は融資担当者が運転する車で地元企業を回り、夜は会食、週末はゴルフ-。

 だが今後、銀行の店舗は減り姿形も変わっていく。コンサルティング特化型店舗では生体認証やテレビ電話を取り入れ、少人数で切り回す。30代前半の支店長が誕生するなど、典型的な支店長像は崩れだした。

 日銀の大規模金融緩和による超低金利の継続と、ITと融合した新たな金融サービス「フィンテック」の進展で、銀行はビジネスモデルの転換を迫られている。集めた預金を企業に貸し出したり、運用したりして、利ざや(貸出金利と預金金利の差)で稼ぐだけでは生き残れない。

 3メガにも構造改革を迫る荒波が押し寄せている。計約3.2万人分の人員・業務量削減や店舗網見直しに着手した。「安定した職」を選んだはずの銀行員も将来不安を感じている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ