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コインチェック、580億円相当の仮想通貨「NEM」なぜ消失

ビットコインについてはコールドウォレットでの運用で安全性をうたっていたが、NEMはホットウォレットで保管していたという ビットコインについてはコールドウォレットでの運用で安全性をうたっていたが、NEMはホットウォレットで保管していたという

 また、仮想通貨の送金時に複数の署名を必要とする「マルチシグ」も導入していなかった。機能実装のロードマップにも、マルチシグの具体的な実装予定時期はなかったという。

 「セキュリティが低かったから狙われたという認識ではない」と大塚氏はいうが、マルチシグを導入していなかったのはセキュリティが甘かったといわれても仕方がないのでは、と会場の記者が指摘する場面もあった。

 ●流出したNEM取り戻せる可能性は 補償はどうなる

 「送信先のアドレスは分かっている」と大塚氏。NEMを推進するNEM財団や取引所と連携し、流出した資産の追跡、移動先での売買停止の要請を行っていくとしている。

 流出した資産の補償について、いつまでに取り戻せるか、どのようにどれだけ補償するかなどは現在検討中としている。

 大塚氏は「最悪の事態は顧客の資産が毀損(きそん)し、返せなくなる事態。(全くなくなることは)基本的にないと考えているが確認中」という。

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