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【びっくりサイエンス】宇宙から資源探査 高性能センサー「ひすい」開発大詰め 他国に先駆け鉱区取得

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【びっくりサイエンス】
宇宙から資源探査 高性能センサー「ひすい」開発大詰め 他国に先駆け鉱区取得

ハイパースペクトルセンサー「ひすい」の完成予想図。石油などの資源探査に用いる(宇宙システム開発利用推進機構提供) ハイパースペクトルセンサー「ひすい」の完成予想図。石油などの資源探査に用いる(宇宙システム開発利用推進機構提供)

 ひすいはアスターに比べ、光の波長を見分ける能力が13倍にも達し、地表にどのような物質があるかをほぼ断定可能だ。経産省は、年間約1800枚の画像を石油資源の探査に活用することで、探知能力の大幅な向上につながるとしている。

 周辺の地質を探査に活用できるのは石油だけではない。天然ガスや金銀銅、一部のレアメタルといった鉱物資源も同様で、鉱床の有力候補地の絞り込みに向けたひすいの活用が期待されている。ただし、探査できるのは陸上に限られる。

 経産省の担当者は「国際競争が激しいなか、探査の効率化は資源の確保に役立つ」と指摘。「日本の石(国石)」とされる「翡翠(ヒスイ)」の名を冠したセンサーが、成果を上げて輝く日に向け、準備作業は大詰めを迎えている。(科学部 小野晋史)

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