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【びっくりサイエンス】宇宙から資源探査 高性能センサー「ひすい」開発大詰め 他国に先駆け鉱区取得

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【びっくりサイエンス】
宇宙から資源探査 高性能センサー「ひすい」開発大詰め 他国に先駆け鉱区取得

ハイパースペクトルセンサー「ひすい」の完成予想図。石油などの資源探査に用いる(宇宙システム開発利用推進機構提供) ハイパースペクトルセンサー「ひすい」の完成予想図。石油などの資源探査に用いる(宇宙システム開発利用推進機構提供)

 世の中に存在する物質は、それぞれ固有の波長域の光を吸収する性質を持っている。ひすいは地表で反射した太陽光を軌道上で観測し、地表で吸収されて減少した波長域を調べることで、さまざまな場所の地質を見分けていく。

 経産省の計画で特に重視しているのは石油探査だ。石油がたまりやすい地層は、周辺の鉱物などから見分けることができる。取得した地質データは国内の石油会社などに提供され、その後の精密探査や鉱区取得につながっていく。

 日本が行う宇宙からの資源探査は、ひすいが初めてではない。11年には、米国の人工衛星「テラ(Terra)」と相乗りする形で打ち上げた光学センサー「アスター(ASTER)」の運用を開始。中東地域をはじめ、インドネシアやロシアのサハリン(樺太)などで鉱区取得や鉱区内での採掘候補地の絞り込みなどに役立てられた。アスターは現在も運用されているが、既に5年間の設計寿命を大幅に超えている。

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