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【新春直球緩急】サントリーホールディングス 新浪剛史社長「バーボン高級品を世界展開」

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【新春直球緩急】
サントリーホールディングス 新浪剛史社長「バーボン高級品を世界展開」

サントリーホールディングスの新浪剛史社長=東京都港区(寺河内美奈撮影) サントリーホールディングスの新浪剛史社長=東京都港区(寺河内美奈撮影)

 --国産ウイスキーの評価が高まる一方、原酒は不足している

 「今年はバーボンを本格的に強化する。日本の生産ノウハウを生かして『メーカーズマーク』のプレミアム品を出し、海外でも展開する。スタンダード商品は引き続き『ジムビーム』だ。約1兆6千億円を投じた米ビーム社買収が、丸3年を経てサントリーの世界戦略にはまってきた」

 --「利益三分主義」や「やってみなはれ」といった考え方を、グローバル化した組織でどう継承するか

 「理念の共有は砂漠に水をまくようなものだが、グループをまとめる上で不可欠だ。たとえば米ビームサントリーの管理職は全員、東京でサントリーの歴史や創業者精神を学んでもらっている。各国のやり方で理念を生かしてもらう」

 --社長に就いて丸3年たったが、後継については

 「まだグローバル企業へ変わる緒に就いたばかり。ビームサントリーを牽(けん)引(いん)役とする成長軌道に乗り、私と佐治信忠会長が二人三脚で回している事業を担うだけの人材が育たなくては。それほど先ではないが、少し時間がかかるだろう」

 --自身も民間委員を務める経済財政諮問会議が3%の賃上げを提唱した

 「賃金のほか、さまざまな施策で社員に還元する。具体的には人材教育。定年退職後も働き続けられるよう、スキルアップを図る。また健康投資も重要だ。社員の健康を個別にフォローすることで、生産性の向上にも役立てたい」

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