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人手不足はバブル期並み!! 日銀は賃上げのシナリオ描くも 企業は依然慎重姿勢 景気押し下げリスクも

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人手不足はバブル期並み!! 日銀は賃上げのシナリオ描くも 企業は依然慎重姿勢 景気押し下げリスクも

人手不足の波は企業を直撃している。写真は全国一斉の休業日を導入するロイヤルホスト=福岡市南区 人手不足の波は企業を直撃している。写真は全国一斉の休業日を導入するロイヤルホスト=福岡市南区

 日銀が15日に発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、幅広い業種に景気回復の恩恵が及んでいることが明らかになる一方、中小企業を中心にバブル期並みの深刻な人手不足に直面していることも浮かびあがった。物価上昇率2%を目指す日銀は、人手不足による賃金上昇に伴って物価が上昇するというシナリオを描く。ただ、価格転嫁ができなければ企業収益を圧迫し、景気の押し下げ要因にもなりかねず、企業の動向にも注目が集まる。 景況感が5四半期連続で改善したことについて、日銀の担当者は「世界経済が回復し、内需も堅調な状況が続いているため」と解説する。日銀の金融緩和政策で円安が進み、ITや自動車関連を中心に経済の好循環が生まれている。

 一方で、顕著になっているのが人手不足だ。雇用人員が「過剰」と答えた企業の割合から「不足」の割合を引いた雇用人員判断指数(DI)は大企業がマイナス19、中小企業がマイナス34でバブル期並みの水準。特に中小の建設や運輸、宿泊・飲食サービスなどは深刻な状況だ。

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