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三菱マテリアルが国交省に報告 海外の航空機大手も調査 データ改ざんで午後会見
三菱マテリアルは24日午後、子会社による検査データ改ざんについて国土交通省に報告した。竹内章社長が午後3時半に東京都内で記者会見して事実関係を説明する。24日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、航空機大手の米ボーイングと欧州エアバスが自社製品への影響を調査していると報じた。24日午前の東京株式市場では三菱マテリアルの株価が一時、休日前22日終値の4090円から11%超急落した。
石井啓一国交相は24日の閣議後の記者会見で「神戸製鋼所に続いて(不正が発生したことは)大変遺憾だ」と語った。報告を踏まえて必要な指示をするほか、関係事業者への調査など安全性の確認に努めると説明した。