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広がる中食市場、コンビニの“主戦場”に ファミマは来年度3工場増強

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広がる中食市場、コンビニの“主戦場”に ファミマは来年度3工場増強

コンビニエンスストア用の「中食」を作る関東地方の工場。市場拡大に合わせ、各社が設備投資を強化している コンビニエンスストア用の「中食」を作る関東地方の工場。市場拡大に合わせ、各社が設備投資を強化している

 購入した料理を持ち帰って食べる「中食」需要の取り込みにコンビニエンスストア各社が注力している。ファミリーマートは21日、平成30年度に専用工場を3カ所新設する計画を明らかにした。全国5万5千店を突破したコンビニは1店舗当たりの客数が横ばい状態で、共働き世帯や単身者、高齢者の胃袋をつかむ中食分野はスーパーとも争う“主戦場”になりつつある。(山沢義徳)

 「来年度まで3カ年の投資規模は350億円。生産効率をさらに高めたい」。ファミマで中食を担当する足立幸隆上席執行役員は、同日の記者会見で工場増強の狙いをそう説明した。

 米飯やチルド食品をそれぞれ専門に作るメーカーの工場を現在の43カ所から改築を含め55カ所に増やす一方、総合工場は29カ所を9カ所に整理する。温度帯別に工場を分けることで食品添加物を減らしやすくなり、生産ラインを新商品に対応させるのもスムーズに運ぶという。

 各社が商品開発に携わる中食は利幅が大きい。加えて、中食ユーザーは飲料なども同時に買うため購入単価が全利用客平均より約7割高く、店の売り上げ増に大きく貢献する。中食の売上高構成比は業界平均で約24%。その引き上げに各社がしのぎを削る。

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