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復活の新型アイボ、「感動」届けられるか

aiboを紹介するソニーの平井一夫社長(当時)=2017年11月1日、東京都港区(宮川浩和撮影) aiboを紹介するソニーの平井一夫社長(当時)=2017年11月1日、東京都港区(宮川浩和撮影)

 一世を風靡(ふうび)した犬型ロボット「AIBO」の撤退から、12年ぶりに後継機「aibo」の発売を発表したソニー。復活を決めたのは業績不振を乗り越え、成長軌道への回帰に向けて「機が熟した」(川西泉執行役員)と判断したためだ。

 ソニーは長らくエレクトロニクス事業の不調など経営不振にあえぎ、「VAIO」ブランドのパソコン事業売却や、人員削減など構造改革に大なたを振るってきた。しかし、ここに来て潮目が変わった。

 前日の決算発表では平成30年3月期の連結営業利益の予想を前期比2・2倍の6300億円に上方修正。「20年ぶりの過去最高業績になる」(吉田憲一郎副社長)などソニーは再び成長軌道に入る見通しだ。

 11年に誕生したAIBOはその愛くるしいしぐさなどでファンをとりこにし、累計販売台数は約15万台を数えた。ところが、その人気とは裏腹に業績不振などを理由に18年に生産は打ち切りになった。

 このためAIBOの撤退はソニーの“凋落(ちょうらく)の象徴”として語られることが多かった。今回の復活劇はソニーの企業体力の回復と重ね合わせてみれば、復権に向けたシグナルとも言える。

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