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【神戸製鋼データ改竄】顧客離れの懸念も、疑惑広がり取引先は困惑

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【神戸製鋼データ改竄】
顧客離れの懸念も、疑惑広がり取引先は困惑

 不正が4工場で行われていたアルミをはじめ、神戸製鋼の技術力は高く評価されてきた。顧客が代替品を確保しようにも、「他社に作れないものも多い」(神戸製鋼幹部)。

 旺盛な需要が続く中で、アルミ各社の工場はフル稼働を続けており、自社の受注分をこなすので精いっぱい。生産を肩代わりする余裕はなく、神戸製鋼がただちに契約を取り消されたりする可能性は低い。

 もっとも、今後は発注先から外す動きが広がる可能性がある。あるメーカーの担当者は今後の対応は「未定」としつつも、「同じ水準の製品を他社が作れるのなら神戸製鋼を選ぶ理由は何もない」と言い切る。

 特に海外メーカーは不正に厳しいとされ、大きなダメージを被る可能性も否定できない。川崎会長兼社長も記者会見で「(部品交換費用などを要求される)可能性はあるだろう」と認めた。(井田通人)

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